いつもクールなレオ君が愛猫に手を焼いてる所を想像するとクスッとなってしまうけど、

「…………うん」

青山はやっぱり元気が無いままだ。

「怪我しちゃったのかな。お腹すいてないかな。心配だよ…」

「なっ…！ノア…！」

撃沈するハルカ君。

青山が可愛すぎて悶えている。

「泣くな。今日練習終わったら一緒に探してやるから」

「本当？」

「おー。だからそんな顔すんな」

くしゃくしゃ。青山の頭を猫のように撫でたレオ君がギターを持ち立ち上がる。

「レオありがとう」

少しだけ笑った青山を見て、他のHOPEのメンバーも笑顔になった。

レオ君も口ではやれやれ、なんて言いながらも表情はとても柔らかい。

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