第3話
「それと、お前暫くバディが居なかったよな?ミュンヘンに骨のある奴が居たから、ソイツに日本に帰国してミケに付くように伝えたから」
ほぇ?
「渋澤には千原を付けた。精鋭の中では若手の方だが、あの二人が一緒だったら百人力だろ?でだ。千原から連絡させて白金に迎えに行かせるから自宅で待機していてくれ」
……ほぇ……?
「急すぎますよ…、それに俺、一人を希望して特例で単独行動を…」
「じゃあ、今から特例解除。後輩育成も大事な仕事だ。次期アンダーボスなんだから、マネージメントもちゃんとしないとな。とりあえず今日は銀座だったな?頼んだぞ、ミケ」
「あなたって人は…」
「ミケにしか出来ない頼み事だ。宜しく頼んだぞ」
切れる電話。
睡眠可能な時間は残り10分。
「……ふぅ」
俺はため息をついて長めの前髪を書き上げた。
よし。やるしかないか。
俺は寝ることを諦めて、シャワーを浴びるべくバスルームに向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます