「お泊まり、遭遇。」

｢さっき連絡入って私、会社行かなくて良くなったんだけど暇だしみんなうちに来ない？｣

総務部から業者を呼んだと連絡が入り私が出向かなくてもよくなった。

うちの総務部は仕事が早くて助かる。

｢行く。｣

一番に返事をしたのはもちろん風斗。

｢い、く…｣

｢もちろん。｣

｢僕も行きたい！｣

そして蒼威、密琉、叶汰の順番で返事が返ってくる。

ていうか叶汰いつの間に帰ってきてたんだろう…

｢あ、叶汰おかえり。｣

｢ただいまー！｣

叶汰はぴょんぴょん跳ねながらルンルン気分になっている。

チャームポイントのちょんまげの前髪がぴょこぴょこ動いてて可愛い。

｢恭は行くかなぁ…｣

｢叶兎さんから恭多を奪還してくるっ！｣

叶汰大丈夫かな…

怒られないかな…

｢叶兎さん叶汰には甘々だから大丈夫だろ。｣

え、風ってエス｢パーじゃねーからな？｣

｢え…｣

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