真愛が楽しそうに笑っている。

相手は克樹だ。

少し恥ずかし気にはにかむ姿もとても可愛い。

真愛はずっと克樹が好きだった。

入学してからずっとマネージャーとして近くにいながら彼奴を見ていた。

真愛が笑うとそれだけで心に灯りが灯る。

だから気付いたんだ。

彼奴も同じ気持ちだという事に。

だから真愛に笑って欲しかった。

両想いなんだと知って欲しかった。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい