第3話
楽しそうだな……
ただ隣を一緒に歩いているだけなのに。
「ねえ、波音見て、あのぬいぐるみ超可愛
い!」
そうはしゃいだと思えば今度は剥れる。
「今、あの女の子見てたでしょ。ダメよ。波音は私しか見ちゃダメなの!」
かなり無茶な事を言っている。
梨花は波音の腕に抱きついていた。
まるでジェットコースターみたいだ。
笑って、はしゃいで、剥れて……
波音は梨花を見ながらそう思っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます