第2話
光陽学園はバスケの強豪校である。
広い体育館にはバスケ部の専用コートがある。
部活の始まりはウォーミングアップから。ランニングやストレッチを済ませると、あらゆる角度からドリブルの練習を行う。
左手のみ、右手のみ、ジグザグ、回転……
ドリブル一つ取っても、宮地高校とはまるで違う。
メンバーは3年生16名、2年生14名、1年生15名。マネージャーが2人いる。
練習時間は平日は午後4時から7時まで。土曜日は午後1時30分から午後6時まで。日曜日も練習はある。
第3日曜日のみ練習は休みだった。
一番時間を取っているのは速攻の練習だった。
光陽にはバスケ部に入りたくて、全国から生徒が集まっている。レギュラーに選ばれるのは並の努力では追いつかない。
朝練は7時30分からなので、6時30分から寮の食堂で朝食を取り、練習に参加していた。
朝から晩までバスケ三昧の生活だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます