第13話
麻紀は高木陽子主演のドラマに生徒役で出演する事になった。
台詞は6つ。だが役名があった。
高橋梨花だ。
麻紀は胸が弾んでいた。
役名のある役を貰ったのは初めてだった。
麻紀は思わず台本を胸の前で抱きしめた。
早速梨花の台詞に赤線を引く。
夜なのであまり大声で台詞の練習は出来ない。
だから朝の公園で演った。
ストレッチにランニング、発声練習……
麻紀は一日も欠かした事がなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます