第2話
麻紀はバイトが終わった後で、自宅に帰るとすぐに台本を開いた。
早速友人Aの台詞に赤線を引く。台詞は全部で5つだった。
麻紀は台詞を読み上げた。
6畳一間の部屋の中を歩き回り、演技を始め
た。
麻紀は高校を卒業したばかりの18歳である。
女優を目指して、金沢から上京して来た。弱小プロの宝プロに入ったものの、殆ど仕事はない。このままではとても生活出来ないので、バイトをしながらオーディションを受けていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます