第22話

ゆららと遊んだ後、晃也はいつの間にかソファーに持たれて眠っていた。

そして愛も気持ち良い風を感じながらそのまま眠っていたのである。

2人が目を覚ましたのは夕方の6時だった。

「いけない!俺、寝てた?」

「私もさっきまで寝てた!」

愛と晃也はお互いを見つめると、思わず笑い出した。

「初デートなのにな」

「疲れてたんだよ。今日も芹沢君、朝から練習だったんでしょう?」

「愛ちゃんこそ午前中仕事だったし」

「来週の日曜も逢える?」

「午後からなら」

こうして愛は晃也を1階まで送った。

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