おい!?聞いてないんだが。

今のスキル♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

闇魔法

(水神よ。我に従え。)【アクアスルクパーラ】


この魔法は水を操ることが出来るよ!

※コントロールを誤ると辺り1面水の中♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あのジメジメ湿度100%の宿から1泊したあと俺等は近くの森で訓練することにした。

魔法のコントロール訓練や走り込みをしたり、死ぬんじゃないのか?みたいなこともやらされた。


「ぷはぁ〜。ここの沢の水はうめぇ~。」

走り込みしたあとの水は美味い。しかも湧き水のため水が家で飲んでいた時よりも澄んでいて美味しい。

「そろそろ、ダンジョンみたいな場所に行ってもある程度戦えるかもしれませんね。」


「えっ!俺そんなに強くなったのか!?」

この数日で....俺は世界最強に....。

「ダンジョンと言っても、まだスライムくらいの弱い低級モンスターくらいしかでないところです。」

そのため人がいないのですが。

そう付け加え、レナは水面に映る髪を結い直す。




「何でだよぉぉお!?スライムしかいないはずしょー」

「私も知りませんっ!?何故ですかー!?」

二人してもう多分一生にでないんじゃないかなみたいな爆速の速さで走る。

ドドドドドドドド!!!!!!!!

そう言っている間にもドラゴンが襲いかかってくる。

(あっ!?あんなところに人が!?)

ドラゴンの後ろの方にうずくまっている。

「レナっ!あそこに人がっ!!」

「ですがっ!」

「レナ。もしもやばくなったら俺の頭を叩いてくれ。」

「はぁ!?ちょおっ!!」

「水神よ。我に従えっ。アスルクパーラっ!!」

前よりも緻密なコントロールができるようになった為水浸し、とはならないがドラゴンの足止めにはなったようだ。

その間にケガをしてうずくまっている人を助ける。

「セナ!行きますよ!早く。」

「あぁっ!」

だが、まぁ、俺は数日前までニートだ。

すなわち。

「腰がぁぁっ!!!」

うずくまっている人を持ち上げた瞬間ぐきぃ。

※急激な運動は危険です。

「ばかっ!」

バゴォーン

ドラゴンが暴れたことによってダンジョン内の建物の一部が破損してきたらしい。

白くなる光景を前にそんなことを考えていた。






...知ってる光景だ。いつものやっすいテントに寝袋らしきもの、それから紅茶を飲みながら本を読むレナ。ただ違う点は、こんなピンク髪の爆乳エルフがいることだな。



「大丈夫ですか?あっ!レナさんっ!起きましたっ!」

タプンッ

俺の目の前ではオッp-がたぷぅん。と揺れていた。







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