オラワクワクするすっぞ!!!!!!!!

「そういえば、闇魔法ってどんな魔法なんだ!?」

考えてみれば魔法の知識なんか無い。前世の社畜時代の休憩時間で見た某なろう系の小説の中での知識しかなく、かなり偏っている。

水魔法とか火魔法ならイメージがつくんだけどな.....。

「やっと魔法に興味をもちましたか。」

バサッ。呆れたようにレナが本を投げる。

「そもそも闇魔法とは一つを除くほぼ全ての魔法を凝縮した魔法なのです。」

「それって最強じゃないか?!?」

唐突なチート宣言!!!!オラ、ワクワクすっぞ!

「ですが光魔法だけは使えないのです。」

(そういえばあの主人公(?)も光魔法だったような)

「光魔法は闇を吹き飛ばし照らしてしまう。なので光魔法には今のところ勝ち目はないです。」

レナはブスくれた表情で首をふる。

「はっきり言うなぁ。」

あ、

「ところでそもそもの話、魔法ってどんな事ができるんだ?」

口元に手を当てて考えるポーズをする。

「魔法は【イメージ】が大事ですね。」

「イメージ?」

「そうですね。水を発生させる【イメージ】をしてみてください。」

そう言われ、水が丸◯を描くように【イメージ】する。

「....」

「....何しているのですか?早くしてください。流石にこれくらいならできますよね。」

「.......」

あ~。まさか.....嫌な予感がする。

「早くして下さいよ!」

「水神よ。我に従え!【アクアスルクパーラ】」

※特に意味はない。

「なんですか。その呪もn....。」

※はずだった.....。

ざぱぁん。突然、水の塊が現れ宿の部屋が水たまりになる。

「な、なにやってるんですかぁぁぁ!」

スパアァァン。

レナが持っていた本で俺の頭を叩き。

魔法を強制的に解除する。

水は引きさがり消えていくが湿っぽい。たぶん湿度100%くらいありそう。

「それにしても威力が凄すぎますね。」

呆然とした表情でこちらを見てくる。

「凄い....」

自分の手が輝いている気がする。

いや、どちらかというと黒いのか?闇魔法だし。

「流石、私を召喚しただけありますね。」

おっ、久しぶりのお褒めの言葉。

「ですがコントロールがまだまだ底辺。溝の泥ですね。もっと上手にできるよう精進してください。はっきり言って恥です。」

うーん。

言葉の辛辣さがいつもの100倍鋭くなった気がする。




あとがきーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

読んでくれて有難うございます。

お久しぶりです。月冴ゆるです。平日になって書く時間が減って...

内容が薄いですがご了承ください。


以上 月冴ゆるでした....。




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