第二話 ダイエットをしようとしたら家がなくなったので旅をすることになった。
くそっ!確かに彼奴等顔は良いもんな。
「で、どうやるの?」
「そこからぁ〜?はぁ〜」
罵倒メイドさん(仮)ことレナの大きなため息が盛大に部屋に響いた。
カタカタとパソコンの様な物とキーボードの様な物を動かす。これは俺の親がおいていった前世よりも低スペックなパソコンであまり通信速度が速くはない。
ーダイエット −仕方
「検索っと。」
タンッとエンターキーの気持ちの良いストレスが吹っ飛びそうな音が鳴る。
これ癖になるんだよなぁ....
「最近は便利になったのね。」
と、このパソコンの様な物に興味を示す。
「おう、これは、パソコン...だ。と思う。」
正式名称がわかない為曖昧だがパソコンだと思えばパソコンだ。
「ぱそこんって言うのね。私が前に召喚されたときはこんなのなかったわ。」
前に召喚されたのは何年前なのだろう。気になったが空返事をする。
「へー。そうなんだ。」
くるくると回るアイコンが回り終わったかと思うと大変な事実がわかった。
「あれ.....ない。」
「何が?」
「全然ヒットしない。」
そうダイエットのことに関する記事が全くと言っていいほどヒットしないのだ。
「あー。もしかして皆さん何もしなくてもイケメンだから.....」
あの主人公(?)達を見ているとわかる。美男美女ばかりだ。ダイエットなんてしなくても良い程イケメンでナイスボディだ。俺もそうだったら良かったのに。
「1から考えるか....」
俺は一度決めたことはしっかりやり込む。それが俺の心定かもしれない。じゃなきゃニート生活決め込まねぇ。おっと少しお口が悪いですわね。オホホホ。
「ところでこのぽてち?って言うのは美味しいわね。」
そこには茶菓子として出したポテトチップスを頬張るレナがいた。
.....ポテチ食べたい。サクサクとレナのポテトチップスを食べる音は今の俺に非常によろしくない。
「ところでやり方は見つかったの?」
ポテトチップスの屑をつけた口で言う。
「いや...全く。」
「どうするのよ。込めたのでしょう。やるって。」
少し冷めたような視線をジーっと送ってくる。
やめて!!豆腐メンタルが冷たくて美味しい冷奴になりそう。
「あー、身体を動かすとか....?」
ダイエットの知識が全くない俺は一か十の様なかなり極端な例を挙げてみる。それしか分からなかったんだもん。
「まぁ取り敢えずやってみたらどうですの。やってみたら案外痩せるかもしれませんよ。」
とか言葉はツンツンだが、心配してくれているのが分かる。いやわからんな。これはポテトチップスが美味いだけもしれない。
「まぁ、頑張るか...」ピンポーン
そんな俺の呟きを消すように玄関チャイムがなった。
(今日鳴りすぎじゃね?)と軽く思っている俺は数十秒後、俺の快適ニート生活は幕を閉じる事になるとは思っていなかった。
「はい行きまーす。」
絶望の瞬間まで残り数十秒。
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あとがき。
こんにちは、今回もあとがきありましたね〜。
今回はそこそこいい字数言ったんですけど残り400字足りなかった〜。一応何時も1500字行けると良いなとか思いつつ書いているのですが、埋まらねぇ。まぁ良いんです。ここで埋めるんで。
ということで埋めていこうと思います。
皆さんはホワイトチョコと普通のチョコどっちが好きですか?私はホワイト派です。
濃厚な感じがすごく美味しくないですか?
え、ルビーチョコ派?おっと第4のチョコじゃないですか。お目が高いっすね〜。
おっと文字数もいい感じですのでここで一旦切りますね。次もお会い出来たらしましょう。それよりもなるべく本編の文字数を頑張って埋めますね。
それでは、読んでくださり有難うございました。
月冴ゆる
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