☆ 吹 っ 切 れ た ☆
「ダイエットして、私に恥をかかせないイケメンになってください。」
「なんで!!?!??」
滅茶苦茶動揺した。それはもう動揺した。
「だって私のご主人様なのに....ちょっと...」
申し訳なさそうにこちらをじっとりと見る。それはナメクジをみるような視線で。
ごめんな。釣り合ってなくて。じゃなくて....
「いや!?なんで申し訳無さそうなんだよ!?」
取り敢えず、お茶とお菓子を2組テーブルの上に出す。
ちなみにお菓子はポテトチップスだ。この世界は案外日本生活と似ているが、建物はよくある転生異世界小説物に近い。家に引きこもってばかりであまり外を見ない聖奈はこの建物や街などの風景を見ると「あぁ異世界に来たんだな。てゆうか、もしかして病院に搬送されて昏睡状態....なのか!?」となっている。
「それで、あのぉ、お名前は......」
「あ、私の名前はレナといいます。そちらは...」
罵倒メイドさん(仮)はレナというらしい。
「俺はセナって言います。15歳。ニートです。」
「えっ学校に行ってないんですか?」
心底驚きました。みたいな顔をレナにされ少し絹豆腐よりも弱い俺のハートが崩れそうになる。
「あまり、人と関わるのが苦手で....」
実際は前世社畜の反動の勢いでニートになったのだが。
「えっ社不..」ボソッとレナが呟く。
(え、いや聞こえているが?)
辛辣にも程があるだろう。聖奈の中のレナが辛辣罵倒メイド(仮)にレベルアップしそうだ。
「ところで、なんでここに.....」
そう、一番の本題は何故レナがここにいるかということだ。
「何でって。貴方があの呪文を唱えたからに決まっているでしょう。」
こんな事もわからないのかみたいな顔をされるがこちらだってわからない事はわからない。
「え、呼び出した.....?」
「私は、そうね...式神ね。あの呪文を唱えることで呼び出される。まさか貴方みたいな人に呼び出されるとは思っていなかった。」
最後の一文が余計な気はするがレナは式神らしい。
「で、何でダイエット.....?」
「そうよ!貴方は、ダサいの。」
ダサいの.....
ここまでストレートに言われると、怒るとかではなく、こうなんか....
「ふっ、やってやらァ!えっちぃイケメンになってやんよ!」
☆吹 っ 切 れ た☆
え?何でえっちぃイケメンかって?
フッフッフそれは色気があった方がモテそうじゃん☆
「で、どうやるの?」
「そこからぁ....?はぁ〜」
罵倒メイド(仮)さんことレナの大きなため息が盛大に部屋に響いた。
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〜あとがき〜
ここまで読んでくれてありがとうございます!
あとがきっつても書くことないですが、やはりいい感じの字数にするには少し足りない、だけど本編をこれ以上伸ばしてしまうとちょっと切りが悪い。ので何時もどうりあとがきを召喚しました〜。
この話どうですか?こうゆう物語テンプレですが面白いですよね。どれも一緒....とか言いつつ見ちゃう。
それで読んでいくと全く終わらないので話数見てみたら400話くらいあって絶望した月冴ゆるでーす☆
今日はテンション高めに行きますね〜♪
私は物語書く時に音楽再生アプリを使ってボカロ聴きながら書いているのですがめっちゃこのアプリ良いんですよ。案件ではないです。ボカロに特化しているので私みたいなボカロ大好き人間にはぴったりなんですよ。何時も使えるし、バッググラウンドが無料なんですよ。よくないですか?
ちなみに皆さんはどんな曲が好きですか?え、演歌ですか?渋いですね〜。
お、そろそろ良い文字数なのでさようなら〜。また次回もし字数が足りなかったら、お会いしましょう〜。
月冴ゆる
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