第28話
皆帆の言った通りだ……
もし祐希と行っていたら、今頃はSNSに上げられて騒がれていたかもしれない。
「あーあ」
愛奈は市営団地の中にある自分の家に帰った途端に大きなため息を付いた。
「どうしたの?愛奈。神社は混んでた?」
台所で手巻き寿司を作りながら母親が声を掛けて来た。
「まーね。いきなりスマホ向けられた」
「あらら。あんたも芸能人なんだね」
「お母さん。私、明日東京戻る」
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