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2024年12月24日 16:19
感想を書いていただき、ありがとうございます。 ご無理をいいまして申し訳ありません。「やはり単体で読んで感動したかったな、というのがわたしの気持ちです」 読み手である読者を楽しませることを第一にしなければならないのに、一番大事なところが至らず、重ね重ね申し訳ありませんでした。 すべては、書き手である私の甘さが原因です。 本作単体のみで読者を楽しませることを優先、そのためにできる限りのことをしなければならない点に気づかなくてはいけないのに足りませんでした。 早速、直すことにします。ありがとうございます。「混乱の元凶になっているところなのですが、御作が『原作を読んだ上で本作を読め!』というスタイルで書かれているのか、「原作を読まなくても本作のみで完結してますから安心して読めますよ」なのかという、根本的なコンセプトに徹底度合いが足りないのではないかと思いました」この点に尽きます。 元の話を読んでからでもいいし、読まなくても読めるというスタンスで作りました。 元の話のリンクを貼ったとしても、「わからないときは参考書を利用してね」といっているようなもの。作品単体で楽しめないと認めているに値するので、最初から考え方が良くなかったです。 登場人物の名前を出すかどうかは散々悩みました。 主人公が記憶喪失になってから、人の名前や顔などを覚えるのが苦手になっているので抽象的に捉えてしまう。それを表現することを選ぶか、それとも普通の人達と同じ感性をもっていることにして名前付けしてわかりやすくするか。「もう少し比喩や暗喩を用いることで文章を装飾して”リッチ”にしてもいいかなと思いました。『私』が女の子ですので、ちょっと盛るのもありかなーと」いうところも、書き込みたいのだけれども主人公のキャラに合わない気がし、縛りの如く、書くに書けず名前も出さず、深みが足らない甘い感じになってしまった。 一人称ではなく三人称にすれば、読者にとって良くなったかもしれません。元の話が一人称だったので、安易に選んだところもよくなかったです。猛省します。 卍固めが来るかと身構えていたのですが、延髄斬りが飛んできた思いです。 カクヨム甲子園に応募される高校生の作品を読み、さんざん感想を書いてきました。受賞できるのは一握り。多くの人が選ばれない。いいところを見つけて褒めるだけでは高みに届かない。いい作品を書ける人が必ずしも受賞できるとも限らない。やる気を失う人もいる。そんな人に私は力になれない。もう一歩前に踏み出すには、犀川さんのやり方が必要になってくる。なんとかしてほしい子もいるから頼みたいけれども、空は黙っているのだから海も黙っていなければならない。はたしてそれでいいのか。 自問し、とりあえず書かれる側になって厳しいことをいわれなければ、彼女彼らにとっても割にあわないのではと思いました。「人間は何でも知ることができる。自分のことをのぞいては」とスタンダールも申しています。 いい刺激になりました。ありがとうございました。
作者からの返信
ご丁寧なコメントありがとうございます。多くの若者作家がsnowdropさんの感想に勇気付けられたり、背中を押してもらったと感じていると思います。内科医と評しましたが、彼らはsnowdropさんにとても感謝していると思います。わたしは今はわからなくとも、十年、二十年経って、「そういうことか!」と振り返れるだけのことを若者に話してあげることしかできませんが、これからも何か役に立てる事を自分なりにしていきたいと思っております。ありがとうございました。
感想を書いていただき、ありがとうございます。
ご無理をいいまして申し訳ありません。
「やはり単体で読んで感動したかったな、というのがわたしの気持ちです」
読み手である読者を楽しませることを第一にしなければならないのに、一番大事なところが至らず、重ね重ね申し訳ありませんでした。
すべては、書き手である私の甘さが原因です。
本作単体のみで読者を楽しませることを優先、そのためにできる限りのことをしなければならない点に気づかなくてはいけないのに足りませんでした。
早速、直すことにします。ありがとうございます。
「混乱の元凶になっているところなのですが、御作が『原作を読んだ上で本作を読め!』というスタイルで書かれているのか、「原作を読まなくても本作のみで完結してますから安心して読めますよ」なのかという、根本的なコンセプトに徹底度合いが足りないのではないかと思いました」この点に尽きます。
元の話を読んでからでもいいし、読まなくても読めるというスタンスで作りました。
元の話のリンクを貼ったとしても、「わからないときは参考書を利用してね」といっているようなもの。作品単体で楽しめないと認めているに値するので、最初から考え方が良くなかったです。
登場人物の名前を出すかどうかは散々悩みました。
主人公が記憶喪失になってから、人の名前や顔などを覚えるのが苦手になっているので抽象的に捉えてしまう。それを表現することを選ぶか、それとも普通の人達と同じ感性をもっていることにして名前付けしてわかりやすくするか。
「もう少し比喩や暗喩を用いることで文章を装飾して”リッチ”にしてもいいかなと思いました。『私』が女の子ですので、ちょっと盛るのもありかなーと」いうところも、書き込みたいのだけれども主人公のキャラに合わない気がし、縛りの如く、書くに書けず名前も出さず、深みが足らない甘い感じになってしまった。
一人称ではなく三人称にすれば、読者にとって良くなったかもしれません。元の話が一人称だったので、安易に選んだところもよくなかったです。猛省します。
卍固めが来るかと身構えていたのですが、延髄斬りが飛んできた思いです。
カクヨム甲子園に応募される高校生の作品を読み、さんざん感想を書いてきました。受賞できるのは一握り。多くの人が選ばれない。いいところを見つけて褒めるだけでは高みに届かない。いい作品を書ける人が必ずしも受賞できるとも限らない。やる気を失う人もいる。そんな人に私は力になれない。もう一歩前に踏み出すには、犀川さんのやり方が必要になってくる。なんとかしてほしい子もいるから頼みたいけれども、空は黙っているのだから海も黙っていなければならない。はたしてそれでいいのか。
自問し、とりあえず書かれる側になって厳しいことをいわれなければ、彼女彼らにとっても割にあわないのではと思いました。
「人間は何でも知ることができる。自分のことをのぞいては」とスタンダールも申しています。
いい刺激になりました。ありがとうございました。
作者からの返信
ご丁寧なコメントありがとうございます。
多くの若者作家がsnowdropさんの感想に勇気付けられたり、背中を押してもらったと感じていると思います。内科医と評しましたが、彼らはsnowdropさんにとても感謝していると思います。
わたしは今はわからなくとも、十年、二十年経って、「そういうことか!」と振り返れるだけのことを若者に話してあげることしかできませんが、これからも何か役に立てる事を自分なりにしていきたいと思っております。
ありがとうございました。