story*5
第5話
「…これでよし」
洗濯や掃除を終え一息ついた。
「やることなくなっちゃった…」
暇だなぁ…
奏輔君との出会いは高校生の時だった。
高校2年の時に私から告白して
付き合うことになった。
奏輔君は優しいから
…仕方なくって感じだったけど…
それから5年がたった22歳。
私は罪悪感で押しつぶされそうになっていた。
「…私のせいで奏輔君色々な人と喧嘩してたからなぁ」
私との結婚を許してくれなかった両親に対し
『なら会社も何もいらない。
俺は未亜さえいればいい』
その一言で両親を黙らせた。
結局お義父さん達が折れちゃったって感じだったけど…
「はぁ…」
思い出したらつくづく邪魔者だな…
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