-異変-

story*6

第6話

「っ、だめだめ…」




こんな事考えてないで前を向かなきゃ…





弱気になるな…




そう自分に言い聞かせた。




「…喉乾いたなぁ」




お茶飲みたい…





そう重い冷蔵庫からお茶を取りだした。





「…ん…っ」





あれ、指に力が入らない…






何度も開けようと試みるが全く力が入らない…





「なんで…?」





そう思いながらも気にとめずにいた。

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