第70話 測量しよう!

何故か土地という名の領土を貰った、半径20kmこれを四角くすれば縦横40Kmで

1600㎢、日本一小さい県の香川県より少し小さい面積、円なら1200㎢東京都23区の倍位の面積か?かなり何かを出来るなら、後は金と人だ!


今の所はお金も有りません、人もいません無い無い付くし!


さてどうしよう、案のある人手をあげて!


会議室に、全員集合させたけど、意見は出ません!


「なぁ王様、一つ聞くが貴方の能力はなんですか?何が出来るんです?」

少佐が聞いてくる、ただ彼は奴隷じゃないので秘密を漏らす事が有るかも知れない。


「少佐殿、その言葉を聞くのは禁句です、マサシ様に謝ってください」

アーチの言葉に驚く少佐。


「言っとくけど、俺は国を捨ててこの国にお世話になるんだ、前の国の階級は関係ない、有るのはハルゲンと言う親に付けられた名前だけだ!」

そうだよね、彼は国を捨てて俺の元に来たんだから勇気有る人なんだよね。


「ハルゲンさんは秘密を守れますか、本当は聞いたり見たりして後悔しませんか?」

「何を言ってる王様、俺はアンタの下に来たんだ、後悔などしない」

呼び名は王様で確定なの? 


後悔しないと啖呵を切ったハルゲンさん、そして5分後。


「……ええと、少し前に行ったことを訂正させてください、俺は一兵卒で良いです」

彼が言った側から、アーチとキッドの刃物の刃が彼の首に、触りそう。


「貴方が言ったことです、酒は飲まないことを推奨しますよ、ただマサシ様のお酒は美味しいです」

「あゝ俺も思うよ、喋らないなら死ぬほどこの酒を飲みたいってな!沈黙は生きながらえるぜ」

お猪口一杯の日本酒でも効果有り。


「ではこの秘密を共有したと思って、エイミーさんの護衛でブロフリアの街の商業ギルドで預けてある物を清算してきてください、お願いしますねエイミーさん」

俺は正面にいるエイミーに命令する。


「はいこの調味料の秘密も教わりましたし、頑張って高値で降ろしてきます」

指令を受けたエイミーはニコニコ顔出。


「それと追加はすぐに出さないと言っといてください」

エイミーとハルゲンは、元兵士たちと砦の馬車で出かけていく、頑張ってくれ!


「さて金の工面はしたから、今度は何をするにも領地を測量して確定する!

外に出て協力してくれ」


まずは砦の外に出る、そして土を固めて黒い棒を作る俺の身長の長さにね。


俺の身長は120cmこれを基準にして10本繋ぐ、12mになる。


この長い棒を何本か繋げていき、さらに10本繋いで120m。更に10本繋げば1.2km。


ここまでで、地面に印を付けて繰り返す事17回目、20.4kmに成る。

オーバーした400mを最初に作った棒達で、逆に少しずつ戻していけば、理論的に誤差は40cmぐらいのはず!


最初に作った棒は国の長さを測る基準になり、1マサシメートルと呼ばれて次に10回足した物を10マサシメートルと!


みんな色々な物で物差しを作っていった。


俺の作った基準の棒は、倉庫に国宝として仕舞われたてさ!









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