第26話 報酬変更!

結局俺も疲れていて、翌日の日の出まで寝ていた様だ! 夕日だと思ったら朝日だった。


下に行き、朝食を頼むとオヤジさんが持ってくる。


「昨日は悪かった、あんなに頑張った坊主に飯も出さないで寝ていたなんて、昼も出すから後で又食ってくれ!」

昨日の分がお昼に来たラッキー。


「それとそれを食べたら隣に言ってくれ、女房が清算したいと言っているからなよろしく」

食べたらギルドに行く事になった。


食後、少しして隣の建物に行く。


「おはようございます、来ましたよ」

「あゝおはよう、昨日は悪かったな、夫婦して喜びでたらふく飲んでしまったんだ!許してくれ」

ギルマスが、頭を下げて謝って来た。


「良いんですよ、それよりも清算しましょう」

「そうだな、色々あるから両方のカードをよこしてくれ!」

冒険者カードと商業ギルドカードを共に渡す。


「これがこうで、これをあっちに、それでアレ何か変だぞ!おい聞くけど君は確か初心者だよな両方とも?」

そうだよまだこの世界に来て、一ヶ月も経ってないからね。


「何かおかしい事がカードにあるんですか?」

「あゝランクが上がっている、冒険者がDで、商業ギルドはBだよ?何か心当たりがあるかな?」

あの街の事だと思うけど、有りすぎてどれを言えば良いのだろう?


「さてどうするか、冒険者を上げる事は出来るけど商業ランクは流石に上げられないレベルにあるよな……」

考えるギルマス、俺もそんな風になっているなんて思っても見てなかった。


「まず隣のオヤジと、対決して勝ってくれ!それで冒険者ランクをCに上げてあげる。商業ギルドのランクはどうやってもAには出来んすまない、あんなにこの村に尽くしてくれたのに……」

ギルマスは落ち込んでいる、約束を果たせないことをね。


「なら提案して良いですか、ここにいる狩人さん達に鳥を狩って頂き女性には大きな布を袋に編んで頂きたいんです」

ギルマスは目をパチクリ。


「何かを作るのか?」

「ええと布団です、おれ持っていないのでここの村にいる間に作ろうと思っています」

「あゝ何処の街や村の宿でも布団は無いからな、余程高級な所で無いと出てこない」


「そうなんですよ! そこでお願いして布団を作る協力で、俺との約束を果たした事にして下さい」

「なら敷布団はあのウサギどもの皮を使えば、出来るな!よしそれで行こう」

急遽報酬は俺の布団となった、冬が来る前に作って置きたい。


ギルマスは外に言って色々な人に声を掛けていく、暖かそうな面白いアイデアが出るかもしれない!


それと分からないで上がったランクを元の初心者扱いにしてもらう。


ギルマスは勿体ないと言ってくれなけど、色々と旅して頼られるのも大変だし、ここの村で何か揉め事を起こした事にしてね!


ただこれは、後々フラッグだった。


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