第10話 売り物作成!
夜、自分の光魔法で灯りを着ける、ただ時間は5分ぐらいだけど消えればすぐ着ける、MP♾小様々だ。
まずは計量スプーンを固定する為の物を作ってみる、土を圧縮したり木を圧縮したりして、どうにか斜めに固定完了。
下に瓶をセットして、まずは無難に塩を出してみる。
斜めに置いたスプーンから瓶に塩が落ちて行く。
そしてここで女神様と裏で交渉して得た物を! 2度目3度目と塩が出る事を確認。
さすがに計量スプーン小では中々一杯にならないので、その間に計量スプーン小を土魔法で制作、圧縮して強度を持たせて、女神様から貰ったスプーンの横に当ててサイズを確かめた。
今度は砂糖をこの自分が作ったスプーンの上に出る様に魔法を唱えると、見事にまた白い粉が現れる。
指で少し摘んで口に入れる、砂糖だと確認。
更にスプーンを作って女神印のスプーンの横に合わせてサイズを確認したら、スプーンを固定する物を作り、下に瓶をおく。
「これからこの瓶を満タンにする、どれ位の時間がかかるか調べないと」
小さじ一杯は約5cc、ここにある瓶は350cc缶ぐらいの大きさなので割り算をすると70回、それに10個の瓶で700回考えれば塩でも砂糖でも無詠唱で出てくるので1回5秒として3500秒1時間ぐらいで10個の瓶が満タンになるな!
今回は塩5瓶と砂糖5瓶を作成する事にする。
間違えて塩と砂糖が混ざるといけないので、他の物はこれが売れてから後日にまた作成してみる事にした。
そして約1時間後、全ての瓶が埋まり明日の商業ギルドとの交渉が楽しみになる、前世は2年間だけど営業マンだったその経験で上手く駆け引きをして高値に持っていこう。
俺は明日を楽しみで早々とベットの上に。
このベットも布団がないんだよ、朝一晩の契約で部屋に入ったのでまさか布団を自分で用意するなんて知らなかった。
空き部屋で用意して無いと思ったので買って来なかったんだ、ただこれだと男女のムフフは出来ないよね!
明日塩か砂糖が売れたら、布団を買う事にしましょうね、
仕方ないから、あの圧縮テントを出して折り曲げて寝袋の形にして中に入って寝る事にした。
そして翌日、早く寝たので日の出と共に目が覚めて、外の井戸で顔を洗う。
周りには何人かの人は居たけど、誰からも声はかけられないのでそのまま食堂に。
朝はパン2つとスープ一杯だって、ただ野菜の具はかなりあったので、お腹が一杯だ。
今日は朝から予定が一杯だけど、念の為に宿をもう一晩予約して外に出かける。
街はやはり朝からも人が一杯いて、賑やかに朝が始まっている!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます