第5話 異世界第一歩!
まず降り立ったのは、裏が森で、周りは草原だ!
周りに何もいないのを確認して、まずは着替える何故なら俺は裸だからね。
マジックバックの中から服と下着、靴を出す。
着替え終わったら、短剣とナイフも腰に付けて後はマジックバックを背負う。
その前に中身を確認、本当はお金は各袋で1つにすれば入る量を多く出来るけど、まだ何も作って無いのでまずは金貨5枚、大銀貨5枚銀貨10枚銅貨10枚百円を入れる箱を錬金術で作る。
考えるだけで、土で作れるので材料は無限だ!
最後は女神様に貰った1人用の鍋とコップ、箸と計量スプーン、石鹸箱と。
これが無いと調味料等を出せないから、大変有り難いです女神様。
後は少しずつ、買うなり作るなりして増やしていこう。
そして魔法を発動、探索魔法小、範囲は30mぐらいだ。
一応は続けて探っていても∞小魔法を使っているので魔力枯渇は俺には無い!ただ動物や魔物に襲われたらどう魔法で対処するかが問題となってくる。
俺は森の方を見てある事を閃いた、圧縮でテントを作る事を!
まずは、小枝を縮小で細くして圧縮で重ねて合わせる、すると物干し竿位の棒が完成する。
何本か作っておく。
次にバナナの葉の様な大きい葉っぱを圧縮してつなげて行く、何枚も重ねれば強度も増してくる。
その葉っぱを足した下に棒を立てれば、簡易テントの出来上がり!
周りには土を圧縮した岩を重し代わりに置けば。風でも飛んでは行かないだろう。
後はこの葉っぱテントの強度だけど、土を圧縮して4でも10でも突き抜けない強度がある事は分かった。
「これならば、恐らく一角兎ぐらいならどうにさなるな、後はゴブリンには、土を尖らせた剣山を作って周りに置いておけば良いかもね」
そして俺は全てをマジックバックに仕舞って、また草原の方に歩き出す。
さっき一瞬見たところ、人工の構造物がある様だ。
そして、少し走ると道に出る事が出来て、やはり先には石壁に囲まれた街があるみたいだ。
行き交う馬車や人を無視して、足早に門を目指す。
遂に異世界に来た、それの最初の街だね!
ドラクエなら始まりの街だ!期待度120%だね!
そんな有頂天の俺は門番に呼び止められて、離れの取り調べ室に連行される。
何故なら若く、身分証を持っていない不審人物、子供でも職業として10歳から冒険者に登録して小遣い稼ぎをするらしい。
そんな俺が15歳で身分証も無く、何処から来たか分からなければ十分不審人物だよね。
「さあはけ!何処の村から逃げて来た、バックに何も無いのにどうやってここまで歩いて来たんだ!」
マジックバックだし、地球からこの世界に天界の狭間から降ろされたので、どうやって来たかと言えない状況。
さてどの様に言って、この街に入れてもらうか俺は悩む。
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