第3話

「昌磨!俺と美織を引き離すとか酷い!」



「こらこら、2人とも喧嘩するな。」



すると、お店の奥の方から男の人が出てきた。



出てきた男の人は、アッシュグレーの髪色をした高身長の美男子だった。



ま、まさか!



「初めまして。青山愁です。この店の店長をしてるよ。」



やっぱり!



こんなイケメンな方が噂の愁さんだなんて!



優しそうな雰囲気で、目元の涙黒子が色気を増してる。



まさに、大人の男性って感じ。



「美織!愁がイケメンだからって見惚れちゃダメだからね!」



ポーっと愁さんを見てると、千春がそう突っ込んできた。



っていうか、この場のイケメン率すごいんですけど!



こんな美形だらけに囲まれてるなんて、あたし幸せ者でしょ。

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