ポケベル殺人【検索】
「いやー、さっきね、これ、
これ見てポケベル見つけたの」
「お前そんなの持って来んなよ」
「え、まじレアじゃね?」
「でも持ってこないだろ」
「まあ確かに、お前、珈琲頼めば」
「それにしてもまあ、いつの時代のだろう。
まだいいや」
「ほらほらほら電源つくのよ」
「だいたいどこで見つけたのよ」
「お前にさっき電話したの、公衆電話からだったろ?その電話の横に置いてあった」
「まじ気味悪いよ」
「え、何その数字」
「そうさっきから出てきてるんだよ」
「うわまじ気味悪いじゃん」
「俺知らねえからな」
「読み上げるからさ調べてくんね?
ポケベル翻訳みたいなやつで」
「番号は?」
「259533259533259533」
「同じ文字だな、ちょっと待ってろ2595..」
「どうだった?」
「おい、殺すって」
「いや、何言ってんの」
「出てきてんだよ、殺す殺す殺すって」
「お前やばいの拾ったな」
「御愁傷様やん」
「うわ、気持ち悪」
「だろだろ、やめとけって、捨ててきな」
「痛ぃ」
「え、え、誰ですか」
「痛ぃ、痛いよ、痛ぃ」
「やめろ、離せ、あ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます