主人公は冷静でありながらもやっぱり兄のことを理解するのに固執していますね。手の中の月もたわいもないことのようで、でも彼にはすごく大事なことになっていて、その心情の不可解さも人らしいと思います。
作者からの返信
柊さん。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。
主人公は、たかだか瀬川の言った言葉などと言いながら,本当にそれが大事なことになってます。
私としては、ここからちょこちょこ出てくるそうした言葉を、受け入れて、というか、不条理だけど主人公には大事なのだろうと、あたたかい目で主人公を見てやってほしいという気持ちなんです。いわば狂気に近い主人公の思考や行動を、見守ってやっていただければこれに勝る喜びはありません。
どうぞよろしくお願いします。
自殺した人の胸の内。死ぬ間際まで一緒に暮らしていたり、遺書があったなら、原因がわかるだろうけれど、遠く離れていると何を考えていたのかわからないですよね。だから、いろんなことが気になってしまいますね。
村の人たちはお兄さんの自殺の原因を知っていてよそよそしい態度なのか、それとも田舎の人ならではのシャイな感じなのか、どうなんだろう?
作者からの返信
そわ香さん。
コメントありがとうございます。
そうですね。兄が何を考えていたか分からないし、今後ますます分からなくなるかもしれませんね。
ちょっとこの辺りから展開が変わってきます。不条理なセリフも出てきますが、主人公をあたたかく見てやってください。
村の人たちの態度は、主人公の思い過ごしかも知れないし,実際何か知っているのか……。