やあ、僕は□□□だ。
やあ、僕は小説家だ。
納得したかい? 小説家は自分の作り出した世界の中だったら何だってできるからね。例えば、僕が外のことを理解していたり、小説家として僕が生み出されたとかかな。現実のこれを書いている小説家は大したことはできない普通の人間なんだけどね。あ、そうそうこんな言葉を知っているかい? 人を一番殺している職業は小説家であるっていうのだけど。割と有名なんじゃないかな。そんなことない? まあ良いさ。重要なことはこんな言葉ができるほど小説家は自分の世界で自由にしているってこと、つまり世界を自由にできる小説家は神だということさ。え、なになに……屁理屈だって? 何言ってるのさ、小説家なんて屁理屈言ってなんぼだよ。他人に自分の設定に何言われても、自分が作ったものだからどんなに屁理屈で道理が通っていなくてもそれが正解なんだ。むしろ屁理屈は褒め言葉と言っても過言じゃないね。いや、それは言い過ぎか。兎にも角にも自分の世界を自分で創るってのは神のすること何じゃないのかね。ふむ、そうすると神は神を創れるってことなのかねぇ。いや僕は分身のようなものだから神を創ってはいないのか? ……ややこしいな。まあ良い次の話だ。
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