第2話 十(と)


 


 


 

 苦しみに感じる心


 

 足りない、足りないと思う心


 

 未来を考えて、行動するのではなく、

 今を大事にしすぎて、

 自分のことしか考えられない心


 従(じゅう)

 嫉妬、自分が上か下かの勝ち負けを考え、

 強いものに自分の心を優先にせず、従う心


 おん

 優しく、慌てない心


 そら

 喜びの心


 しょう

 少しだけ、温になるための勉強して、

 それ以上はしない心


 さわり

 縁の力を少しだけ知って、

 それ以上、欲しいと思わず、

 動くこともしない心


 いく

 自分と自分以外の人の幸福を願う心


 ぬくもり

 自分と自分以外の人々と一緒に生きてゆく心


 ーその心の動きに合わせて、

 戦うしかないと、願い、決断したのが、

 初代のリーダーで、一苗いちなえ

 五橋いつつばし 道徳みちのりは、

 決断し、

 苗は、人に笑顔を届けれる花に、

 なれますように、と言う願いで、

 苗である。

 その人の血筋で、親戚の俺に、

 その話が来た。


 お母さんが良い先生が塾を、

 芝行町で、開いているので、

 会ってはどうかと言われて行けば、

 俺の見た目に驚いて、逃げてゆく人が、

 出て、1人、また1人と逃げてゆく、

 そして、俺だけになった。


 そんな中、

 晴礼はれれい 里水さとみず先生が、

 来て、俺は初めて、喜びを抱いた。

 怯えて逃げなかった事に感謝したし、

 何より俺を見てくれて嬉しかった。


 だが、俺は現実に苦しむことになる。


 俺は、の後継者。

 もう、逃げられなかった。

 戦い、勉強、それから、仲間。

 初めての人を助ける戦いで、

 1人、また1人と助けれる範囲は、

 限られてはいるが、

 仲間が出来た。

 が使う、思いの力、

 「心の鼓動」を使って、

 真紅しんく国の内部戦争を止め、

 真紅国以外の国の方にも、

 戦争を止めに行ったりもした。

 そして、今、俺は、

 笑顔で蓮野さんと話す、来日さんを見た。


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告白 葉っぱ @kourogi1278

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