第2話 SCP脱走の謎?!
「よ!津原くん、また新人の面倒を見ているのか?大変だなw」
津原さんがいつもよりキレているのが分かった。
そそくさとその場を離れた。
「ここは?なんのクラス?」
そう聞くと、チラリとこっちを見て、
「safeクラスだ、safeだが警備は厳重だ」
そう言うとエレベーターに乗りこみ、下へ向かっった。
エレベーターを降りると、眼の前に十字路が見えてきた。
まっすぐに進み、階段を上がる。
「なぜ地下へ?」
ある。SCPの部屋の前で止まり、標識を見たそこには、
SCP3211 マニウスタ
オブジェクトクラス ユークリッド
と書かれていた。
「ユークリッド…?ユークリッドって危険じゃ…」
そう聞くと津原さんは、僕の方を見てまた前を向いた。
ドア横にあるスキャナーに、カードキーをかざすとドアが開いた。
中には5名の職員がいた、数人がこっちに気付き、そばによる
「よ!モニカ、マニウスタはどうだ?」
そう聞くとモニカと呼ばれてる女性が
「今は大丈夫そうよあなたは新人さんと一緒に?」
僕の方を向いて
「私は、モニカよマニウスタの研究をしているのよ」
簡単な自己紹介を終え、マニウスタの資料をモニカさんから受け取り、ページをめくる。そこにはSCP3211の情報が書いてあった。
「それは、私が集めたSCP3211 の情報をまとめた、冊子よ」
それをペラペラとめくり、最後のページに、気になる記事が貼られていた。
ー記事ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月31日午後9時ごろ■■■州■■(情報非公開)にて謎の生物が、市民を襲い、■■街周辺で100名を超える死者、50名が怪我をした。
SCP財団が調査を進めている
その市民を襲った生物は
SCP■■■ー■■■(情報非公開)であることが分かっている
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「この事件なんてありましたっけ?」
津原さんは曖昧な返事をすると、部屋の防犯カメラを覗く
「かなり昔のものだがそれは公開されていないんだ…だからこの事件は財団内だけに公開されている、ものなんだだから知らなくて当然だな」
冊子を閉じて表面を撫でた。
「おい、ここだと研究のじゃんまだあっていけ」
60歳くらいのおじさんがこっちに怒ってこっちに怒鳴って来た。
「はいはい…行きますよ」
そう言うとここを出ようとドアに向かうと津原さんが
「黙れよクソジジイめ」
とキレ気味で、言うと
「だからあのクソジジイがムカつくんだ」
いや、ちがうキレていたんだそう思いつくと目の前には、大勢の財団職員が、立っていた
「ん?なんの集まりだぁ?」
津原さんは前に向かっていき僕も後ろについていくと警備隊の人に声をかけた
「おい、デリック、どうなってんだ?」
津原さんが話しかけた相手はデリック・オフステテールという男性だ
もともと、自衛隊の隊員だったのだが、分け合って財団に務め始また。
その時に津原さんと出会い、それからの付き合いらしい
「SCP4092jpが脱走したんだ…」
SCPオリジナル! 七歌アルバ(叶空) @nia44
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