交通事故にあった主人公は、誰もいない世界でランという少女と出会い、目的を果たすために2人で旅をすることに。
最初はツンツンしてる主人公の心情が、移り変わっていくときに様々な葛藤があり、読んでいて切なくなります。
一方で、ランという少女は最初から距離が近かったり、決まった行動をしたり、謎が多いですが、最後まで読むと納得すると同時にこれまでの行動を読み返したくなります。
途中切ない場面も多いですが、ハッピーエンドなので、読後感も非常に良いです。
ちょっと不思議で、切なさと甘さがある百合を読みたい方におすすめです。