第14話

shi-baは復活したミレアに1つ不安を感じていた


「ミレアは確かに完全復活したけど、泣き続けていた分の体力の消費が心配だなぁ」


闇の従者との戦いは簡単に決着が付かなかった


『ハァ、ハァ』


『何だもう息が上がって来たのか案外だらしねぇなぁ』


『うるさい!』


「泣き過ぎてるからスタミナが」


ミレアは一旦縛られている俺を救出する事を優先する


『今よ!』


俺は無我夢中でミレアの身体にしがみ付く


その時


「あ!また、コレやばい、凄く癒される、彼を抱きかかえてるだけなのに」


そしてボロボロの俺を安全な場所へ運んでから


『何コレ、すっごくやばいんですけど、自分で十分分かる、力が』


『ほざけクソガキが』


そう言って剣を再びミレアに向けた


何か詠唱のようなモノをつぶやくミレア


そして


『ハッ!』


片手を剣に振り翳した


次の瞬間剣に光がそれも見たこともない七色の光、手をクロスし剣を大きく振り下ろした


『ぐわぁぁぁ』


闇の従者は一瞬で消えた

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