第13話 ミレア
『カッ、キーン』
剣が何か固いもののようなモノと弾きあう音が
『あんた達の好き勝手にさせない!』
『ミレア!』
『ミレアちゃん』
『ミレアさん』
すると俺は涙を大量に流し
『ごめんよ、本当にごめん、俺は君を傷つけた、謝って済む話じゃないのは分かってる、居づらくなってこの街から出た事も知ってる、確かに君は俺の初恋の人を殺したでももう憧れだったんだ、本当に好きな心から好きになれる人に会うまで俺自身を誤魔化し続けてたんだ、でもやっと会えたんだ』
ミレアは剣で踏ん張りながら彼の話を聞いていた
『はぁぁぁぁぁ?くっだらねぇ、そんな話今してんじゃねぇ』
闇の従者は更に力を込めた
『グゥゥッ』
ミレアが力負けしそうになる
『俺はミレア君が好きだ!大好きだ!好きで好きでどうしようもなく好きだ!』
今迄ミレアに的を絞って攻撃をしていた従者だがあまりのウザさに攻撃の的を俺に変えた
『だったら、その好きなやつの前で殺してやるよ、死ね!』
ミレアが完全復活した瞬間だった
その気を誰よりもshi-baは瞬時に感じ取っていた
俺目掛けて来た剣を圧倒的に弾き返した
『きさまぁ~、さっきから何度も何度も邪魔しやがって』
『あんたの相手は私よ、他の人には手出しさせない』
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