第3話     色が見える

その半裸の美少女をいやらしい心で見つめる者

その半裸の美少女を頼もしい心で見つめる者


その多くの眼差しを浴びている中、狼は冷静に周囲を見渡していた


『この世界では殆どの眼差(心)しには色があるんだな』


勿論その感じは戦う美少女も捉えていた


だが


『え?この視線、真っ白だ』


一際かなり目立つ純真無垢の視線の色に驚きを隠せないでいた


その視線の先には


『いーぞ、頑張れ!』


俺が居た


『shi-baこのままではキリがないわ、シールド』


『OK!なら直ぐに発動するよ』


そう答えると同時に大空に向かって大きく吠えた


『ウオォォォォォォォォォォオォォォオオォォォォオッ』


すると狼を中心に球体のオーラようなものが広がり周囲を包み込んでいく


その反面shi-baは考えていた


「この世界は守るべき価値があるのだろうか?」

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