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バレッタに罪はないもん。


涙がまた溢れ出す。


ロック画面には、向日葵と一緒に笑う2人が写っていた。


その笑顔も嘘なんだよね…。変えなくちゃ。


お気に入りだったロック画面を変更して、勇里さんの連絡先を消そうとするけれど、この指は躊躇ためらっている。


着信履歴はあなたの名前で溢れて、アルバムだってあなたとの思い出が詰まってるのに。


どうしたって消せない…。思い出まで否定したくないよ。

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