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お昼を食べ終えて車に戻った。
「少しだけ一緒にお昼寝しましょ。」
「うん!」
数分しないうちに寝息を立て始めた勇里さん。
私も夢の中。
「ん〜。」
少し眠って目を覚ました。
ケータイを見ると、1時間ほどが経っていた。
隣では勇里さんが熟睡中。
はっ!これは、もしや…もしかしなくとも、撮るチャンスでは⁈
そう思ったら、眠気が一気に吹っ飛んだ。
私は早速無音カメラで…。
撮っちゃった!!
無防備な勇里さん。なんだか可愛いな。私が女の子だから安心してるの?
好きだよ。すごく好きなの。
もしも私が男の子なら、勇里さん襲われてるよ?
無防備すぎるよ…。
勇里さんは素敵だから、人を惹きつけるんだよ。
くるんとしたまつ毛、綺麗に引かれたアイライン。水色のラメ入りアイシャドウにピンク色のグロス。
夏にぴったりの、透明感あるメイク。
綺麗なお肌。女装好きの自称オネェさんだけど、それでも、私にとっては、女性以上に女性だった。
全てが綺麗で、その肌に触れてしまいたくなる。
変かな?
でも、触れたいの。
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