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やっぱりそうだよ、私の考えすぎだ。
勇里さんはいつもと同じく優しいもん。拒絶とかあり得ないよ。
触れてほしくない話の1つや2つ、誰だってあるよね。
謎が多い勇里さんだけど、優しいことは間違いないから。
「いつも送ってくれてありがとう。帰り道、気を付けてね!」
「ありがとう。気を付けるわ。じゃあ帰ったらまたメールするわね。」
手を振った。
夏休みになったらドライブだ。今からもうワクワクだよ。いつも仲良くしてくれるお礼、何かしたいな。プレゼント…あげたいな。ピアス、とか?
よし!ドライブの日までに買いに行こう!
家に帰って、勇里さんとたくさんメールをした。
好きな漫画の話になって、とある恋愛漫画をオススメしたら、勇里さんがめちゃくちゃハマってくれて嬉しかった。
それに、勇里さんの好きなロックを聴いていたら、私もハマって、年齢が違えど、お互いの好きなものを共有できるのがすごく嬉しくて楽しい。
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