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「チャリもそうだけど、成人年齢も変わったものね。」
「元々は20だったけど引き下げられたよね?」
「そうね。20=成人ではないのよね。18で成人と言えど、お酒は20歳になってからよ?」
「分かってるよ。勇里さんはお酒って飲むの?」
「えぇたまにね。」
勇里さんの好きなものもっと知りたい。
「じゃあさ、私が20歳になったら一緒に飲もうよ。」
4年後も、一緒に居てくれるよね?その先もずっと。
「…飲めたら、いいわね。」
あれ?一瞬、顔が曇ったような…でもすぐいつもの笑顔に戻ったし、気のせい?気のせいだよね?
「そのうち、勇里さんの家に遊びに行きたいな。」
「…やめたほうがいいわよ。散らかってるから。」
あれ…?なんか、拒絶、された?
それとも、私が勝手に悪い方向に考えてしまってるだけ?
「…明日も、お仕事?」
「えぇ。海果ちゃんが頑張れって言ってくれれば、明日も頑張れそう。」
「頑張って!」
「ふふ。ありがとう。頑張るわ。」
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