私はい◯められっ子。かもね

凧揚げ

第1話

 ある家庭。

 子だくさん、裕福でない場所に『私』は産声を上げた。


 生まれてすぐの競争。


 毎日が食を取り合う戦争であった。そんな私は、どうやら、『普通の人』ではないらしい。

 

 目鼻立ちが『日本人らしく』ない。


 小さな子の些細な指摘から始まる。

 気にしない、活発に遊ぶ。


 しかし、それが波紋するのに、そう時間は掛からなかった。


「おい、◯◯◯◯◯◯!」

「何、邪魔しないでよ」

「いや、あの...そうじゃなくて......」

「うざい、消えろ!」


 理由もなく、いつも馬鹿にされていた。


 だが、私もそんなこと気にする『余裕』はなかった。毎日、『本を読むのに夢中』で引き込まれていたからだ。


 ひたすら、続けて高校へ。


 『い◯めをする人』はいなくなった。なぜなら、同じ『価値観を持つ者』が集まったからだ。


 期待に胸を膨らませ、私は『歩み』を続けた。


 現在。

 過去の人生を振り返る。

 罵声、叱責、土下座(笑)と色々あった。まだまだ、道半ば。


 それに、私は『精神年齢17才』と幼い。


 限界を決めず、研鑽の日々。


 あるとき。

 興味本位で、型を崩し到達した。


 それは、『自分の世界』でしか通用しないこと。

 他人に賞賛されるかは、『別の話』だ。

 

 それでも。

 本日も私は、新たな『挑戦』を続けていく。

 過去から逃げず、面白いを『追求する』世界へ。

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