第10話 フラれたら諦めた方がいい

 好きになった相手にフラれることは誰でもあるでしょう。

 そういう経験がない人は、よほど運が良かったか、これまで好きになっても行動しなかった人でしょう。


 それぐらい告白してフラれるなんてことは一般的です。

 告白じゃなくても、交際していた相手にフラれるってこともありますね。

 広い意味では離婚もそのうちに入るでしょう。


 こういう場合に、どうするのが一番被害が少ないかって考えると、一番はすぐに諦めることでしょう。

 なぜなら、フラれた場合って、頑張ってもほとんど良い方には行かないからです。

 逆の立場で考えたらわかると思いますが、フッた相手のことを、その後好きになるなんてことはあまりないですよ。

 

 絶対にないとは言えないですが、確率は低いでしょう。

 それなら、そこで粘るよりも他に行ったほうが、確率的にも上がります。


 それに、なんと言ってもフラれるというのは、精神的なダメージがありますが、それを防ぐ意味でも、さっさと諦めた方がいいですね。

 結局、フラれたことをうじうじ考えていてもどうにもなりません。

 そもそも恋愛は、頑張ったから上手くいくというものでもないです。


 嫌な相手は、なにをしようが嫌なわけです。

 好みじゃないものが好みになることなんてないですからね。

 そんなどうしようもないことは考えないのが一番です。

 明日の天気を悩むようなものです。

 

 幸い、最近はマッチングアプリのような便利なものもあります。

 いまは昔みたいに怪しい感じもなくなって、普通に出会いの場になっています。

 そういうところで探せば、見つかる可能性も高いです。実際、マッチングアプリで知り合って結婚まで行った話も聞いたことがあります。

 結局、出会いなんてものは、どれだけバッターボックスに立つかです。

 当然、立つ回数が多い方が、ヒットの確率も上がるでしょう。

 モテなくても、分母を大きくしたら分子も大きくなるのです。


 つまり、フラれたと落ち込んでいる場合ではないということですね。

 

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