7「人魚物語」米倉斉加年

よねくらまさかね、と読みます。


俳優であり、絵師であり、なんだかワケのわからん狂気的な女性の絵を描く人です。


どう見ても子ども向けの絵・物語ではないのに、ボローニャ国際児童図書展を連続受賞するツワモノ。


ほら「ドグラ・マグラ」の、あのインパクトある装丁の人ですよ。


もうこの絵、内容と関係あるの?

主人公は男ですけど? 正木博士はどこへいったんですか? な表紙ですw


「人魚物語」って、戦争風刺が入ってるんですかね。

「海人族の戦士」とか、ただ戦う女人魚の絵が描きたかっただけ、てな気もしますけど。


私が米倉さんの絵で好きなのは

「赤い月夜に旅立つ魔女」という絵です。

検索したら見つかるかもしれません。


女性がこんな絵を部屋に飾ってたら、恋愛運がガタ落ちしそうですねw


===


「人魚物語 まさかね絵草紙」(角川書店 1977年)


あれっ? 

絶版になってるようなのに、ぜんぜんプレミアついてないですね。

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