第16話 オタクたちの奇妙な冒険 〜その2〜
レク「アクエリュート…探検したいな…」
エルリカ「ん?レク探検したいの?」
レミ「探検!私も同じこと思ってたんです!」
レク「ふぁ!?俺、口に出てた…?」
エルリカ「おもいっっっきり聞こえてたわよ!」
レク「まじかぁ…恥ずかしい…」
レミ「大丈夫ですよ!私も思ってましたし!」
エルリカ「じゃあ3人で探検でもしましょう!私もまだこの国についてわからないことあるし!」
アクリス「まだ呼んだ奴らが揃うまで時間があるし…いいんじゃないか?俺が許可する」
エルリカ「アクリスさん!ありがとうございます!」
レクたち3人はアクリスの許可をもらい、国を探検することにした
レク「にしてもなんで水に囲まれてるんだ?この国は」
エルリカ「初代国王が敵に追われているとき反撃をするために作られたって伝承があるわよ」
レク「背水の陣的な感じか」
レミ「そんな伝承があったんですね…でも水に囲まれていると逆に不利なんじゃ…?」
レク「人間ってのは不利な状況に置かれた時こそ本領発揮できるんだぜ?」
レミ「レクさんって物知りなんですね!」
レク「ははっ…まぁな!」
レクたちはアクエリュートについて話しながら国を探索していた
???「ほう…こんなところで会うとは…やはり運命というのは残酷ですね…レク殿…」
レク「っ…なんだ今の感覚は…?」
レミ「どうかしましたか?」
レク「いや、特にどうってことはねぇが…もしかしたら七欲邪帝の誰かがこの国にいるかもしれねぇ、警戒しといた方が良さそうだ」
レミ「七欲邪帝が…!?」
エルリカ「レクがいうなら本当なのね…足手纏いにならないようがんばるわ!」
レク「いや、もしもの時は俺に任せてくれ、使えるかわからねぇが前々から考えてた技がある…それでなんとかなるかもしれねぇ」
レクたちは警戒をしながら宿へ戻っていた
???「っとぉ…レク殿それにレミ殿…お久しぶりですねぇ…」
レク「お前はっ!」
レミ「シリウス…リゲル…!」
エルリカ「彼がレクたちが言ってた七欲邪帝の?」
レク「あぁそうだ!あいつの幻術は厄介だっ!逃げろお前ら!!」
レミ「行きましょうエルリカ様!」
エルリカ「レク…無茶はしないでね?」
レク「おう…任せろ」
リゲル「っと…そうはさせませんよ?『
レク「まずいっ!」
(時を止める能力…!)
レク「『
レクは技の名を叫んだが、イメージ通り時が止まることはなかった
レク「なんで…なんでだっ!イメージは完璧なのにっ!」
リゲル「レク殿でも失敗することがあるのですねぇ…?くふふ…さぁ、行きなさい
レク「くそっ!間に合わねぇっ!」
アクリス「助太刀するぞ!お前ら!!」
レク「アクリス!!なんでお前がここに!?」
アクリス「嫌な気配がしたから来てみたら…どうやらビンゴだったみてぇだ」
レク「闘えるのかよアクリス」
アクリス「舐めるな、言っておくが私はかなり強い」
レク「自分で言うもんじゃねぇぞ…じゃ、行くか!」
アクリス「おうよ!」
リゲル「人数が増えたところでレク殿の技はもう全て記憶してるんですよぉ?それが防げないとでもぉ?」
レク「即席で作ることだってできるんだぜ?」
リゲル「それは楽しみですねぇ?ですが、新しく作る前に死んでもらいますっ!!!」
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