第14話 新たなスキルが強すぎた件 〜その2〜
レク「はぁ…はぁ…なんとか…なった…レミ…無事か?」
レミ「はい!私は大丈夫です!レクさんは大丈夫ですか!?」
レク「体力は結構使ったが、何とか無事だ!にしてもなんなんだあの魔物は…見たことねーぞ!」
レミ「私も見たことない魔物です…」
レク「まさかとは思うが、この世に存在しない幻の魔物的なやつか?」
レミ「はい、おそらくそうかと…」
レク「ったく…メギドを作ってなきゃ死んでたな俺ら…」
レミ「ほんと、レクさんのおかげです!」
レク「レミの魔法もすげーよ…一体あの量の魔法、どうやって使いこなしてるんだ?」
レミ「主に使う魔法は自分で記憶していますが、ほとんど使わない魔法は魔法管理局によって情報管理されています。」
レク「魔法管理局で魔法情報管理を…それって俺でもできるのか?」
レミ「残念ながらレクさんはこの世界に戸籍が存在しないのでできません…」
レク「そうか…俺は転生者だもんな…だったら…!」
(魔法やスキルを管理できる大賢者的なスキル…)
レク「できた…のか?試してみるか…!レミ、ちょっとだけ待っててくれ」
レミ「わかりました…」
レクは作り出したスキルに頭の中で会話を試みた
レク(大賢…いや、そうだなぁ…ラミエル!ちゃんと機能してるか!?)
ラミエル「対象、スズキレクヲ認識、スズキレクヲ主人トシテ記録…完了シマシタ。言語習得…完了しました。主人、ご用件は?」
レク(ちゃんと機能してるな、今俺が持っているスキルの中で一番強いスキルは?)
ラミエル「告、主人の所有しているスキルで一番強いスキルは「
レク(ホエルモノ…クロキモノ…?)
ラミエル「はい、私ラミエルを通してスキルをお伝えするとその名称になります。」
レク(じゃあ俺の固有スキル全ての魔法を使えてスキルを作れるスキルはなんて名称になるんだ?)
ラミエル「告、主人の固有スキルの名称は『
レク(なるほど、言いやすいな…ありがとうラミエル、また何かあったら相談する)
ラミエル「力になれたのなら本望です。」
レクはラミエルとの会話を終えた
レク「待たせたなレミ、そろそろ行くか?」
レミ「はい!そうしましょう!」
レクとレミは休憩を終え、帰路へついた
レミ「そういえば…レクさんさっき何してたんですか?」
レク「俺が作ったスキルで自分の魔法やスキルの確認をしてたんだ」
レミ「スキルで魔法やスキルの確認を…!?そんなことができるんですか!レクさん!」
レク「まぁ、確認できなかったら不便だしな」
レミ「それもそうですが、今までそんな人見たことないですよ!」
レク「まぁ俺のスキルを創造するスキル…いや、『
レミ「言いやすいよう名前をつけたんですね!」
レク「まぁ俺の考えじゃねーけどな!」
レミ「だったとしてもすごいですよ!ほんとレクさんがいれば心強いです!」
レク「そう言ってもらえるとほんと嬉しいよレミ」
レクとレミは会話を楽しんでいるうちに屋敷へついた
レク「にしても数時間しか経ってないのに懐かしく思えるよ…」
レミ「ほんとですね…」
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