第13話 新たなスキルが強すぎた件 〜その1〜

レク「いや〜、いい特訓だったな〜!バハムってあんな強かったんだなぁ…」

レミ「レクさ〜ん?起きてますか〜?」

レク「ん?あぁ!起きてるぞ〜!」

レミ「今から少しだけおでかけしませんか?」

レク「おう、いいぜ」


レクとレミは屋敷を出て街の商店街は向かった


レク「相変わらずここはいろんな物が売ってるなぁ…」

レミ「ここはこの街一番の商店街ですからね!」

レク「レミはいつもここで買い物をしてるのか?」

レミ「はい!料理にぴったりなものがたくさん揃ってますからね!」

謎のマントの男「そこのおふたりさんちょっといいかな?」

レク「ん?なんだ?」

レミ「どうしましたか?」

謎のマントの男「私はシリウス・リゲルと申します…お恥ずかしいことに道に迷ってしまって…ここから森へ出たいのですが道を教えてくれませんか?」

レク「おう、いいぜ俺たちに着いて来な」

レミ「この辺は道が入り組んでますから仕方ないことですね」

リゲル「いやぁ、心優しいお二方に会えてとても幸せでございます…」


レクとレミはリゲルを案内しながら街を出た


レク「ここが森だ、この辺は魔物が出るから気をつけろよ?」

レミ「もう少ししたら森を出ることができますが、ここらで休憩いたしますか?」

リゲル「私は体力は問題ないので大丈夫ですが、お二方は?」

レク「ちょっと疲れたな…」

レミ「でしたら休憩いたしましょう!」


3人は安全な場所を見つけ、休憩した


レク「ん?あれは……牙獣!?なんであんな大群で!」

レミ「基本群れを作らないはずの牙獣が群れを!?」

リゲル「なんなんだ…あの恐ろしい魔物は!どどどどどうすれば!」

レク「任せろ!『エレキネット』!『スラント』!」

リゲル「おぉっ!」

レク「これくらい余裕よ!にしても、そろそろこの武器もボロボロになってきたな」

レミ「そろそろ替え時ですね〜…」

レク「さて、そろそろ行くか?日が暮れるまでには森を出たほうがいいだろ」

レミ「そうですね、行きましょう!」

リゲル「ほんとにありがとうございます…」


3人は休憩を終え、周りを警戒しながら森を出た


リゲル「ここまで案内ありがとうございました…!また機会があればお会いいたしましょう!」

レク「おう!またな!」

レミ「また会いましょう!」


レクとレミはリゲルと別れ、森に入り街へと向かった


リゲル「くふふっ…聞いた通り、彼はほんとにありえないほどの力を秘めているようだ…お礼代わりと言ってはなんだが…『空想デイ・ドリーム』…」


レク「っ!?なんだこいつら!この森じゃ見かけねぇ魔物だ!」

レミ「レクさん!大丈夫ですか!?」

レク「大丈夫だが、この量はさすがに無理だ!レミ!力を貸せ!」

レミ「わかりました!」

レク「行くぞ!『月下獣 半人半虎』!」

レミ「はい!『火を纏しファイウェアー』!」

謎の魔物「グギャラルルルルルッ!」

レク「はぁぁっ!『ドラゴンクロー』!」

レミ「『ヘヴィボム』!」

謎の魔物「ググッギャラララララッ!」

レク(流石にこの数はやばい…一気に魔物を倒せるスキルを…!)

レク「レミ!下がれ!『神之怒メギド』!!」


魔物はレクの新たなスキルによって討伐された


リゲル「また新たな魔法…本当に興味深い人間だ…またどこかで…くふふっ…」

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