第2詩 詩の弾丸

 

  魑魅ちみ跳梁ちょうりょうし 魍魎もうりょう跋扈ばっこ

  う魔がこのとき


  妖しの国より来しもの 

  奇々怪々と闇をうごめ

  そは呪われし うつつならぬ命 

  在ってならぬ


  撃ち放て


  弾道は詩をいて迫撃す

  詩の弾丸が闇を撃ち抜かん


  魔物よ滅せ

  ひとかたの生を忘れ 塵に還れ












 /////////////

弾丸にこの詩が書いてあります。詩の魔力で魔物を倒します。ただしこの弾丸は強化ゴム製なので物理的な力は小さく人間は殺傷できません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る