第13話
「未亜、家でゆっくりするか
それとも外に出るか、どっちがいい??」
あれからしばらくして俺達は起き
朝食を済ませ、今日の予定をたてていた。
「……………」
「家?」
「…………」
「でかけたい?」
「…………」
「未亜、やっと太陽を浴びる気になったんだな。
偉いぞ」
でかけたい?の言葉に少しだけ目を見開いたのを
俺は一瞬でも見逃さなかった。
「そうと決まれば
すぐに準備して出発しようか」
俺が未亜にそう声をかけると
未亜は嬉しそうに少しだけ微笑んだ。
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