第6話
「もちろん良いに決まってるでしょう!」
「っ…ありがとう」
「大体ね私は元々〜」
____お袋はそう言い元から自分は未亜を病院に
戻す予定すら頭になかったと俺に力説した。
「そもそも、貴方が1人で大変かなと思って
渋々了承したんだから…」
「…全然気づかなかった。」
「でしょうね」
「じゃあ、俺が会議で出社する時は頼んだ」
「え?私その時だけなの?」
「そうだけど…」
「え?毎日未亜さんといれるんじゃなくて?」
「…さすがに年老いた母親に毎日なんて…」
「…なんて言ったの?
もういっぺん言ってみなさいよ」
「だから、「私はまだ65よ!!」…十分だろ」
「失礼するわね…っ!
…まぁいいわ。
もし私が行けない時は前もって連絡するから
その時だけ貴方が一緒にいてあげなさい。」
「…っ、ありがとう…」
「…なんなら今から養子にして娘に____
「それはさせないからな」…つれないわね」
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