第5話

「会議の時だけ出社して

その他は在宅にするってのは?」







「やっぱりそれが一番だよな…」









「にしても奏ちゃんと斗亜くんが

未亜ちゃんとずっと一緒にいたいって言ってくれるって、奏輔嬉しくてたまらないだろ?」









「ここ最近の疲れが一瞬で吹っ飛ぶくらいにな。

…でもその後の二人の寂しそうな顔ときたら…」








「奏輔が一緒にいれない時は

お袋さんにお願いして、もし厳しそうなら

俺達がみてやることも可能だ」





「奏輔の為ならいつでも力になるぞ」







「…二人とも、ありがとうな」







「あ、でもお袋さんは厳しそうか?」









「いや、全然。

むしろ最初はそうする予定だったんだが、

毎日うちまで来てもらうってのは申し訳なくてな…」







「お袋さんなら、奏輔に頼って貰えたら

喜びそうだけどな」







「奏と斗亜の為でもあるって

言ったら余計にな(笑)」







「…お袋にも1度頼んでみる」

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