第7話

「まーま!!おかえりー!!」







「かぁさん!家だぞ!」








「…お前達未亜を寝かせる気ないだろう」








「2人共お母さんが帰ってきて嬉しいのよね♩

私も嬉しいわ〜!未亜さんおかえりなさい!」









「…お袋もかよ」








「奏輔、お前は最近ジムもサボってるから

力ないだろう?

さ、未亜さんは私が____」






「親父!何どさくさに紛れて

未亜抱きあげようとしてんだ!」








「俺が母さん抱っこする!!

じいちゃん変わってくれ!」









「ダメだダメだ!親父!出禁にされたくなきゃ

今すぐ未亜を返せ!」









「…奏輔、なんて心が狭いんだ」








「奏輔ってケチよね」







「ぱーぱけちー!!」








「父さんってケチなのか?!」








「…未亜、今すぐ目覚めて

全員静かにさせてくれ…」








「…スー……スー……」







「…にしても今日も可愛いな」









「きゃー!パパがママにチューしそう!」








「奏輔!させないわよ!」








「なんでお袋は妨害してくるんだよ!」








____未亜が久しぶりに帰ってきた我が家は

いつもの100倍は賑やかだった。

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