第16話
____結彩 side
「…1…2…4…7………」
「結彩ちゃんストップ。
惜しいけど、2の次は3、そしてその次が4よ」
「…また間違えちゃった、ごめんなさい」
「なぁに、謝ることは無いわ。
さ、次に行くわよ〜」
「はい…っ」
____いっくんとお別れてしてから
私は施設へと入った。
「結彩ちゃん、じゃあ6の次は?」
「…8ですか?」
「……っ、惜しいわ」
____私は特に進行が早く、
数字を数えることすら出来なくなっていた。
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