第12話
_____優莉が玄関へと走っていってすぐ
『………』
なんだか急に胸の当たりが苦しくなって
私は地面に座り込んだ。
_____優莉は走って玄関へと行ってしまった
どうしよう…どうしよう……
_____どんどん胸の痛みが増し
私が倒れそうになった
その時だった。
「_____!!」
突然誰かに体を支えられ抱きしめられた。
…優莉かな、
ごめんね、優莉……
私はそのまま意識を手放した。
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