第6話 出ていくわけないでしょ!?
「ビンゴじゃないか!」
わたしが
〝ぶちまけられた|
――こ、この声って!?
そう
ひどい
わたしがいる
わたしはそちらに
見える音にぼんやり〝
まちがない。
「さすがだね! その
風紀委員長が、もう
「いやいや、アンタこそ、いい
人かげが
だけど――
やっぱり〝
でもちがう。
「ふん、
風紀委員長が声をあげた。
「はは、それでこそ、ここまで
いうが
「ふん、
ぼそりと風紀委員長がつぶやいた。
「さて、コウモリちゃん! いるんだろ?
出ていくわけないでしょ!
わたしが隠れているのは入り口
工場の
これじゃあ、
かくれんぼとしては、めちゃくちゃ
いっしょに通路に入った
「出てこないなら、こっちからいくよ!」
聞いたことのある、ゆかいなメロディ。
わたしは階段のすきまから耳を出して
ざらつく
だけど、おかしなことに
その弓が
「
突然、ぎゅいん、と音がゆがめられた。
その
(――――っ!)
な、なにあれ!?
音が
がらん! ごわん!
風紀委員長が弓をふるうたびに、
だけど〝見えない〟。
見えない、聞こえない、なにか
「ははは、いいでしょ!?
目の前のすべてのものをなぎ
飛びだしたら、
どうしたら……。
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