第16話 これなら楽勝!……って思ったら
「は、
「
ジェットスキーだけじゃない、
「
「ああ! 飛べよ!」
「飛びます!」
「飛んでねえよ!」
バギーカーはもう
昨日は
かわりに
バシュッ!
何か、飛んでくる!?。
「いいから! 早く飛べ!」
わたしは
「ひぃやあああっ!」
こわい、こわすぎる! わたしは
その
あんなのにからまったら、おしまいだ。
もっと早く! もっと、前に!
海の
「コウモリッ! 今日こそ
パス、パス、パスッ!
思った通りだ!
「ひゃあああっ!?」
ふり上げた
あわてて腕をふり下ろす。
それなのに――
パパパパパパ!
「・‥…─ ━ ━━━━… ッ!!」
その悲鳴は〝
悲鳴は〝
すると無数の弾が、
これって、もしかして弾の通り
思うより先に体が
「よけんじゃねええええええ!」
ふたたび弾が乱れ飛び、〝真鍮色〟がこだまする。
無数の糸のその先に、ゴールが
わたしは、思いっきり羽ばたいた。
「ぅわ――っ!」
体がふわりと持ち上がり、わたしは船着場の上に
「はあ はあ はあ はあ はあっ!」
飛び
だけど、
そう思った
「も、もう来たの!?」
パパパパパパ!
「ひええっ!」
バラバラと
さっきから撃たれてるのは、これなんだろう。
わたしはもと来た船着場とは
地面をけり、うでをふり下ろす――
バシュッ! バギーカーが撃ってきた! わたしのすぐ
羽ばたいて、それをかわす。
「
バギーカーの
これじゃダメだ! なんとかしなきゃ!
わたしは思い切って、
一回、二回、
腕が
船着場に
こ、こわすぎる! だけど――
バシュッ!
放たれた網は、この高さには
これなら、逃げきれるかも! わたしは
目の前には
だけど、見とれている
海を回り込んで、
このまま三
パパパパパパパ!
弾の通り道が、カーテンみたいに
それを
これをくぐればまた引き
やっぱり、飛べるのは
──そう思った
キイイイイイイイイイン
何この音?
「── ─ ─ ッ!?」
ヘンな音が聞こえたとおもったら、
「… … …… ッ!」
あぶない! 翼をひるがえしたけど、
蜘蛛の巣!?
「きゃああああっ!」
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